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私の中で生きている。

平成21年7月9日。



静かに静かに母が息をひき取りました。
まるで眠っているように。



昨年秋、がんで入院。
40日の闘病生活を送り、無事退院。

退院後は定期健診は行っていたものの、いつも通りの生活をしていた。





今年の6月29日、急に体調を崩して、再入院。

検査の結果、両肺とリンパ節に転移とのこと。



先生の話では、体の状態がものすごく悪くて治療できない。
残念ですが、1日1日を覚悟して過ごしてください。と言われた。


そんな・・・・。
ドラマみたいなこと、あるわけないよ。

意識が朦朧としている母の横で泣いた。


食事も取れず、排泄もベッドの上。
細い腕に点滴の痕が容赦ない。
痛み止めであるモルヒネを打ってもらうと、眉間のシワがゆっくりとなくなる。



ああ、よかった、とほっとする。



それでも意識があると、ものすごく痛がったり苦しがったりするので
先生に頼んでいつも眠っている状態を保ってもらうようにお願いした。


だって、とてもじゃないけど見ていられない。
私には何もできないから。
そばにいることしかできないから。


もう苦痛から解放してあげたい。
そんな思いから・・・。





そして、眠るように逝ってしまった。

母の手を握り、『もう苦しまなくていいんだよ。ゆっくり眠って・・・』
という言葉を掛けるのが精一杯だった。



とても家族思いで強く、優しかった母。
何が起こっても決して負けなかった母。
一家の太陽だった母。
私を、産んでくれた母。


棺の中でたくさんのお花に囲まれながら、母の顔はとても安らかだった。





1日がとても長く感じる。
うまく表現できないけど、息苦しいというか居たたまれないというか。



母の遺影は去年の母の日に撮ったもの。
カーネーションに囲まれ、優しく微笑んでいる。

私に優しく微笑んでくれている。

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2009/07/29 00:41 | ひとriごとCOMMENT(3)  TOP

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